香典返しとマナーについて
- 2019.09.06
- HOWTO
香典返しとマナーについて
肉のイイジマでは香典をいただいた方へのお返しとして、当店の和牛カレーを御用命いただいております。
このページでは品物をお選びいただく前に、どのような流れで香典返しが行われているのか、
マナーを始めとした一般的な香典返しの流れをご紹介いたします。
香典返しとは
香典返しとは、忌明け法要(四十九日)を終えた後、法要が無事に終わったという報告を兼ねたお礼のことを言います。
香典返しを行うタイミングや、どのような形で相手にお返しをするのかは、後述のマナーに記載いたします。
香典返しのマナーについて
贈るタイミングは忌明け
香典返しの一般的なタイミングは忌明けとなりますが、その時期は宗教や宗派により異なります。
無宗教の場合や、宗派などが分からない場合などはおよそ一か月後と覚えておくと良いでしょう。
また、地域によっては忌明けを待たずに、当日その場で香典返しを行う場合もございます。
その際には、金額に関わらず一律同じお返しを用意し、高額の香典のみ後日いただいた金額に見合った品物を贈る場合と、
予め複数の金額に応じた香典返しを用意する場合がございます。
お返しは形に残らないものを選ぶ
香典返しの品物としてふさわしいものは消耗品が一般的です。
香典返しのマナーとして、不祝儀が長引かないように後々に残るものは避けられます。
また、四つ足生臭ものと呼ばれる肉や魚、祝い事をイメージさせるお酒も避けましょう。
飲食物としては食べてすぐなくなるうえに、貰ってすぐ使えるという観点から、
当店のレトルトカレーはよくご利用いただいております。
また、香典をいただいた方へのせめてものお礼として、
自分で好きなものを選んで欲しいという方には、目録が好まれています。
掛け紙を掛ける
香典返しには、慶事用の熨斗紙とは違い、掛け紙を掛けるのが一般的です。
掛け紙とは熨斗(鮑)が付いていない水引きだけが付いてる(印刷されている)ものをさします。
書き方としては、表書きの文字と水引のついた紙に、贈り主の名前を記載します。
一般的には、表書きは「志」を、贈り主の名前には「苗字」を書きます。
水引は地域により色合いが異なりますが、共通して結び切りのものを準備します。
これは何度も結び直せる蝶結びとは違い、固く結ぶことで再び不幸が起こらないようにという意味が込められています。
手渡し出来ない場合はお礼状を添える
香典返しを渡す際に、遠方などで相手方に伺えない場合などは、
お返しの品物を直接相手方に配送する場合もございます。
その際には直接お礼を伝えられない為、書面で伝えなければなりません。
肉のイイジマではご注文の際に備考欄にメッセージ内容を記載いただくだけで、
御礼状にふさわしいデザインとフォントでお礼状をご準備いたします。
ご用命の際は忘れずにご記載ください。
香典返しの相場
香典返し一般的な相場としては、ご祝儀と同様に「半返し」になります。
半返しの意味は文字通り、香典の半分の金額分を品物として返すという意味合いになります。
また、いただいた相手が親しい間柄な場合は、必ずしも半額分でなくとも良いとされ、
いただいた香典の半分以下から4分の1程度のもので良いとされます。
最近では当日返しとして、予め香典の相場から半返しになる2,500円程度のものを事前に用意し、
通夜や葬儀に参列する方にお返しするパターンが増えています。
その際には高額の香典をいただいた場合は、当日返しを渡していて、
後日、高額な香典に見合ったものを贈るのがマナーとなります。
最後に
香典返しは通夜や葬儀で実際にいただいてから考えればいいと思ってる方もいるかもしれませんが、
自分がいざ喪主になってみるとなかなか香典返しにまで頭を回す余裕が無かったりするでしょう。
いざその時が来た時に、焦らず何を贈ったらいいのか頭を悩ます必要がないように、
肉のイイジマではそんな大変な時期を手助けするため、品物の手配をお手伝いいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
-
前の記事
結婚内祝いの時期と金額の相場について 2019.09.02
-
次の記事
結婚のお祝い・内祝いについて 2019.09.09