結婚内祝いの時期と金額の相場について
- 2019.09.02
- HOWTO
結婚内祝いを贈るタイミングについて、
「入籍のみの場合、いつ結婚内祝いを贈ればいいんだろう?」
「結婚する前に頂いた結婚祝いへのお返しのタイミングは?」
結婚をした際、色々な方から頂くのが、結婚祝い。
お祝いは現金のほか、品物を贈られる方もいらっしゃいますね。
祝福していただいたお返しは、きちんとマナーを守って、
感謝の気持ちを込め、お返ししましょう。
いつ頃贈るべきなのか、頂いた金額にどのくらいをお返しするべきなのか、
品物は何が良いのか、悩まれる方も多いと思います。
この記事では、結婚内祝いの「時期」と「金額の目安」についてご紹介します。
※地域の慣習などにより異なる場合もあります。
迷ったときは、ご両親・身近な方など、地域の慣習に詳しい方に相談しましょう。
そこで、今回は結婚内祝いを贈るタイミング・また相場などについてのご紹介します。
結婚内祝いとは
結婚祝いを頂いた場合に贈るのが結婚内祝い。
それは現在の風習で、もともと内祝いは、「お祝いごとの記念として、幸せや喜びをわかち合うための贈り物」という意味がありました。
結婚の記念として、近所の方や親族、普段からお世話になっている方たちに喜びのおすそ分けとして、先に、贈り物をしておりました。
しかし時代が変わり、何かお祝いをいただいた後に「もらいっぱなしでは良くない」という声が増え、
お返しの意味で「内祝い」を贈るようになってきました。
結婚内祝いを贈る前に
お祝いを頂いたらまず、お礼の言葉をお伝えしましょう。
直接頂いた場合、その場でお礼は基本ですね。
遠方の方から郵送などで頂いた場合は、お礼状を送付する、
または電話などで品物が届いたご報告と感謝の気持ちをお伝えしましょう。
お祝いの品を頂いた方のお名前・住所、頂いた金額を記録し、
誰にお返しをする必要があるのかリストを作って整理すると良いでしょう。
事前に行うことでスムーズに内祝いの手配をすることができます。
特に挙式後、新生活をスタートした時期は慌ただしくなりがち。
お返しの贈り忘れなどのマナー違反がないようしっかりと準備をしておきましょう。
結婚内祝いを贈る時期
一般的に、どんな内祝いでも、お返しする時期は「1ヶ月以内」が目安となっております。
結婚内祝いの場合、遅くとも挙式後の1ヶ月以内にはお贈りするのがマナーです。
結婚式を挙げていないけれどお祝いを頂いた場合も内祝いをします。
その場合は、お祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安にお返しの品をお贈りしましょう。
結婚内祝いは、先方へ夫婦で持参し、直接お礼の言葉とともにお渡しするのが正式ですが、場合によっては都合がつかないこともあります。
遠方の親戚や友人など、直接手渡しすることが難しいお相手には、通販ショップを利用し配送しても問題はありません。
ただし、そうした場合には事前にお返しの品をお贈りすることをお伝えし、お礼状・またはメッセージカードと品物を贈りしましょう。
結婚祝いを早く頂いた場合
一般的に結婚祝いは結婚式の1ヶ月前?1週間前くらいに贈られますが、それよりも早い段階で頂くこともあります。
そうした場合は挙式前にお返ししても問題はありません。
もしくは、電話やお礼状で感謝の気持ちと挙式後にお贈りすることを伝え、
式の後にお返しをお贈りしましょう。
お返しが遅れてしまった場合
遅れていると気がついた時点でできるだけ早くお返ししましょう。
お返しの贈り物にはお詫びも一文添えたメッセージカードを添えると良いでしょう。
また、お贈りする前に連絡を入れ、お詫びの言葉とお返しをお贈りしたことを伝えるとなおよいです。
結婚内祝いの金額の目安
結婚内祝いは、頂いたお祝いの半額を返す「半返し」が一般的です。
なお、「貰った金額よりよいモノを贈ろう」などと、
気にするあまり返しすぎてしまうとかえって失礼になる場合もあります。
贈る相手との関係や地域の慣習など状況に応じてそれぞれ対応しましょう。
連名で頂いた場合
職場の方や友人など、複数の方から連名でお祝いを頂いた場合、
お祝いの金額を人数で割り、その金額の半分程度の品物を、それぞれの方に個別にお贈りするのが一般的です。
結婚内祝いの品物
結婚内祝いには、「なかなか自分では買わないもの」や「高価で手を出しにくいもの」が喜ばれています。
お祝い金に応じて結婚内祝いが贈れるように、数種類の品物を選んで用意しておきましょう。
品物選びに迷った場合は、目録ギフトなど、相手が好きな時にお肉と引換出来るモノがおすすめです。
結婚内祝いに人気の目録ギフト
また、刃物など、品物によっては縁起が良くないとされ、お祝いごとには不向きな品物もあります。そうした品物は相手が欲しがっていることを確実に知っている時以外、避けたほうが良いでしょう。
結婚内祝いについてのまとめ
■お返しの時期挙式後1ヶ月以内が目安。
■お返しの金額の目安
お祝いにいただいた金額の半分(半返し)が目安。返し過ぎに注意。
■お返しの品物
定番はタオルや食器などの実用品。相手の好みが分からない場合、欲しいものを選べるカタログギフトがおすすめ。 お返しの時期や金額、選ぶ品物によっては相手に失礼になってしまうこともあります。
マナーを守るべきところはきちんと守り、感謝の気持ちをお伝えしましょう。
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