2025年の母の日はいつ?
2025年の母の日は5月11日(日)。毎年、母の日は5月の第2日曜日で、ゴールデンウィークが空けてすぐの5月の初旬~中旬頃です。温かく過ごしやすい春の季節にやってきます。
母の日の由来や歴史などご紹介 母の日とは?
<母の日の由来>
母の日の起源は諸説ありますが、広く知られているのはアメリカを発祥とするものです。
1907年、アンナ・ジャービスというアメリカ人女性が、亡くなった母親を追悼するためにフィラデルフィアの教会で母親を偲ぶ会を開きました。
この際、アンナは母親が好きだった白いカーネーションを参列者に配りました。
この出来事をきっかけに、母を敬う機会を作ろうという運動が全米に広まり、1910年にはウェストバージニア州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言。
1914年にはアメリカ議会で母の日が正式に制定されました。
アンナが白いカーネーションを渡したことから、カーネーションが母の日のシンボルとなり、やがて白いカーネーションは「亡くなった母親への花」、赤いカーネーションは「生きている母親への花」として贈られるようになりました。
他にも、古代ローマやギリシャの女神に感謝するお祭りが起源とする説もあります。
<母の日の歴史>
日本における母の日の始まりは、大正時代にさかのぼります。
当時は、キリスト教関連のグループが母の日を普及させる役割を果たしていました。
その後、1931年に設立された大日本連合婦人会が、昭和天皇の皇后の誕生日である3月6日を母の日と制定しましたが、一般には広く受け入れられませんでした。
母の日が日本で国民的なイベントとして普及するのは、1937年にお菓子会社が主催した「母の日大会」がきっかけでした。
母親と子供が楽しむこのイベントが注目され、母の日の知名度が高まりました。当初は日曜日に開催されていませんでしたが、戦後になりアメリカ文化の影響を受け、日本でも5月の第2日曜日が母の日として定着し、全国的に普及していきました。
<世界の母の日カレンダー>
「母の日」はアメリカ発祥の祝日であり、その後日本を含む世界中で広く祝われるようになりました。
日本では、お母さんに感謝やお祝いの気持ちを込めて赤いカーネーションやバラの花を贈ることが一般的です。
しかし、国や地域によって母の日の祝い方や時期は異なります。
世界各地での母の日の祝い方や時期について詳しく見ていきましょう。
国名 | 母の日 | 贈り物 |
---|---|---|
アメリカ | 5月の第2日曜日 | カーネーションを贈りお母さんに感謝を伝える。 |
イギリス | 四旬節中の第4日曜日 「Mothering Sunday」 |
お母さんにラッパズイセンを贈り、 家族でシムネルケーキ (ドライフルーツがたっぷり入ったケーキのこと)を食べる。 |
フランス | 5月の最終日曜日 「Fate des Meres」 |
代表的なプレゼントはなく、 お母さんが好きな花を贈り、感謝を伝える。 |
イタリア | 5月の第2日曜日 (Festa della Mamma) |
「Auguri(アウグーリ:おめでとうと感謝の意味)!」と伝え、 アザレアの花などを贈る |
ドイツ | 5月の第2日曜日 (Mutterkag) |
春の花のブーケや寄せ植え、チョコレートや香水、旅行券などを贈り、 家族みんなでお母さんに料理を振る舞う。 |
スペイン | 5月の第1日曜日 (Dia de la Madre) |
お母さんが好きな花やイメージに合った花などを贈る。 |
カナダ | 5月の第2日曜日 | メッセージ付きのお母さんの好きな花や贈り物を贈り、 毎日の家事を休んでもらう。 |
オーストラリア | 5月の第2日曜日 | お母さんに菊の花などのギフトを贈り、 食事に招待したりする。 |
中国 | 5月の第2日曜日 | お母さんにカーネーションの花を贈り、 一緒に食事をする。 |
韓国 | 5月8日 「父母の日(オボナイル)」 |
カーネーションはもちろん、 現金や商品券を贈って親孝行をする。 |
タイ | 8月12日 (国王妃の誕生日) |
ジャスミンを贈るのが一般的で、 お母さんや王妃に敬愛と感謝を示すため王妃のシンボルカラーである水色の服を着る。 |
メキシコ | 5月10日 | お母さんが喜んでくれる花やプレゼントを贈るのはもちろん、 家族みんなで食事をするのが定番。 |
ブラジル | 5月の第2日曜日 | お花やお母さんの喜びそうなギフトを贈り、家族一緒に食事をする。 「母親」という肩書きの女性全員に「おめでとう」と言う。 |
エジプト | 3月21日 | お花や雑貨など母の日用の特別なギフトを贈る。 |
<いつから母の日の準備をしたほうがよい?>
毎年5月の第2日曜日に祝われる母の日は、GWの後であるためなるべく早めに準備をするのがおすすめです。人によって準備を始める時期にバラツキがあるものの、アンケートでは半数以上の方が1か月以上前には母の日ギフトを準備し始めると回答されています。遅くとも1〜2週間前には用意をしておくのが良いでしょう。 肉のイイジマでは母の日ギフトを3月末までに予約した場合、5%の先行予約割引。人気のギフトをいち早く確保し、希望の日付に確実に届けるためにも遅くとも4月中には予約をすることをおすすめします。 また早めに準備を始めることで、ギフトをゆっくり吟味できるというメリットもあります。母の日一週間前になると注文のピークとなり、日付指定ができなくなる通販サイトや店舗もグッと増えるので注意が必要です。
<今年は?来年は?母の日早見カレンダー>
5月14日 | 2017年 | 2023年 | 2028年 | |
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5月13日 | 2012年 | 2018年 | ||
5月12日 | 2013年 | 2019年 | 2024年 | |
5月11日 | 2014年 | 2025年 | ||
5月10日 | 2015年 | 2020年 | 2026年 | |
5月9日 | 2021年 | 2027年 | ||
5月8日 | 2016年 | 2022年 |
暦の関係上、年度によっては前年・翌年の母の日と1週間ほど差が出ることもありますが、毎年早くて8日、遅くとも14日頃までには訪れます。この頃までには母の日が訪れるので、プレゼントを選ぶ方は早めに準備しておくといいでしょう。